納入までの流れ
01
打合せ
どういった製品を求めていらっしゃるか、お話させて頂きながら、大まかな仕様を決めていきます。
「こういう機能を持たせたい」「大きさはなるべく小さく」など、気軽にお申し付けください。
02
構想設計
打ち合わせの内容に基づき、御要望に添える様、構想設計致します。
あくまでも構想ですので、この時点では手書きの概略図や簡単なCAD図の場合が多くなります。
03
御見積り
構想設計を御確認頂き、仕様が決まれば、御見積を提出させて頂きます。
04
受注
仕様・価格・納期など、御納得いただけましたら、御発注ください。
05
設計
組立図・部品図・制御回路図などを製図いたします。
組立図が完成した段階で御確認して頂くと、より御納得頂けると思います。
06
製造
部品を製作し、検査、組み立てを行います。
組み立ててからも、仕様を満足するまで、何度も調整を行います。
案件によって、最終検査の際、御客様の立会いをお願いする場合もございます。
07
納入
御客様のご都合に合わせて納品いたします。
据え付け工事が必要な案件につきましても、対応させていただきます。
治具
電気抵抗測定治具
レバー操作により、電極を製品に押しつけ、電気抵抗を測定する治具です。
電極が繰り返し同じ位置に当たるように、製品の位置決めに注意しました。
正確な値を測定するために、製品に接する部品は、電極を除いて電気を通さない樹脂となっています。
ちなみに、電極はお客様に指定頂いたメーカーの物を使用しています。
打ち合わせの初期段階でご指定頂いたので、こちらで選定する必要がなく、助かりました。
電気抵抗測定治具
エアブローする時に製品を固定するための治具です。
エアブローの工程で使用されるため、当然近くまでエアが供給がされています。それを活かし、クランプ方法にエアシリンダーを選択しました。
製品に接する青い部品は、製品を傷つけず、クランプ能力も良好な樹脂パッドを使用しています。
エアブローしたい所に部品は配置できませんし、そもそも製品自体がかなりの異形状。シリンダーの軸とクランプ箇所が離れすぎると、クランプする力が弱くなってしまう。
クランプ箇所の選択が最大のポイントです。
装置
おもち切断機
棒状のおもちを斜めにスライスする装置です。
3、4本のおもちをコンベアの上に並べ、ローラーにかけると前進し、板状の刃で自動的にスライスされる構造です。スライスされたおもちはコンベアの終点まで運ばれ、回収箱に落下します。
スライスの厚みと角度を一定にすることと、不良率をできるだけ下げることが条件でしたので、試行錯誤の連続でした。
一度は合格を頂いたものの、おもち独特の粘りが刃に付着して固まり、切れなくなる問題が発生しましたが、テフロン処理を施すことで問題は解消されました。